ネット小説のおすすめ作品 part18 サイト「小説家になろう」 作品名『社畜男はB人お姉さんに助けられて――』
こんにちは! まったり投稿です。
今日は「小説家になろう」のおすすめ作品を紹介したいと思います。
目次(Contents)
「小説家になろう」とは?
皆さんは「小説家になろう」って知っていますか?
簡単にいうとネットで公開されている無料の小説です。ただ、無料だからといって書籍版に比べて必ずしも劣っているとは限りません。むしろ書籍版よりも素晴らしい作品が数多く存在します。また「小説家になろう」では、小説を読むだけでなく、その名の通り小説家を目指すことも出来ます。つまり自分でかいた作品をネットで公開・応募することも可能ということです。

最近は時間を潰すのにYoutube、TikTok等の動画を見る方も多いですが、文字を読むことも大事だと思います。
ですが、いきなり「文字を読め!!」と言われても抵抗感があると思いますので、最初はライトノベルといった物語系で徐々に読むことに慣れていきましょう。

そういう時にネット小説は無料でお手軽なのでかなり便利だと思います
「小説家になろう」以外にもネット小説はあります。下にリンクを貼っておきますので、興味がある方はぜひ見て下さい。
私がおすすめする作品
「様々な作品を読んできた私だからこそ紹介できる!!」そのような謎の自信を持って紹介させていただきます!!
作品名:『社畜男はB人お姉さんに助けられて――』
あらすじ
ブラック企業に勤める柳大樹は、終電間際の電車から降りると、階段で足を踏み外し落下してきた美人お姉さんを受け止め助ける。そのほんのすぐ後に高級マンションの前で鞄の中身をバラけた美女と再会。拾うのを手伝った大樹は、立ち上がった際に日々の激務のせいもあって眩暈を起こし倒れてしまう。
目が覚めると、そこは美女――年上の若き美人社長である如月玲華が住む高級マンションの一室であった。シャワーを借りたり、昨晩の顛末を聞いている内にお昼の時間になり、そして餌付けされる――美人お姉さんが。
「美味しい! この家の乏しい材料でこんな料理作れるなんて!」
「これでも洋食屋の倅なんで」
この日をきっかけに仲を深めていく社畜男と、若き美人社長。「え? お金が貯まらないから転職が難しい?――なら、ここに住む? 家賃浮くでしょ?」
「もう早くそんな会社辞めなよ。ここにいる間は生活費心配しなくていいから――ね?」
「ま、まだ働かなくてもいいんじゃない? もうちょっとゆっくり休みなよ、ね?」
「いや、もう辞めて一ヶ月経ってますが」
「まだ、一ヶ月じゃない! あと、えーと半年、ううん一年ぐらいは休んだ方がいいわ!」
「長いわ!」
普通に労働をしたい大樹と、家にいて(料理を作って)欲しい玲華の攻防戦が始まる――?
これはそんな大人のラブコメディーである。
※あらすじ後半部分の到達までに、20万文字ほどかかります。
この作品は社畜筋肉男子と私生活ポンコツ女社長がある事がきっかけで仲良くなっていく物語です。
主人公である柳大樹は残業代なし・過剰な仕事量という典型的なブラック企業に勤めており、13連勤という無茶な労働によって心底疲れ切っていました。
しかし、ようやく明日休みが取れるということで明日の予定を電車の中で組み立ていました。
(昼前に起きたら、簡単に食パンで何か作ってブランチにするか。いや、スーパーでバゲットでも残ってたらそれで何かするのもアリだな)
(夜は何にするか……久しぶりに角煮でも作ってそれでゆっくりビールも悪かねえな)

明日の予定の組み立てながら、重い足取りで駅の階段を上っていた時
「え、ちょ――!? きゃあああ――」
「・・・えっ?」
前の女性が足を踏み外したのか大樹の方へ倒れてきてしまいました。密着し合う二人・・・
(なんだこの人!?体柔らかすぎないか?)
彼女いない歴=年齢(同士よ!!)の大樹にとってこんなに女性と密着する機会はなく、更に毎度決まった超美人ということもあってドキドキが止まりませんでした。


これは小説だからいいのよ!!
水を指さないで!!

大樹はその後落ちてきた女性に見とれていましたが、相手の服装や振る舞いから”高嶺の花”という位置づけをして関わらないようにしました。
「ああ、何でもないです。それでは急ぐので、俺はここで。帰り、気をつけてください」
「え!? ちょ、ちょっと――あの、本当にありがとうございました!」
2人の最初の出会いはこんな形です・・・
その後、帰り道にスーパーによった大樹はまたあの美女を見かけてしまいました。足取りが重そうだったので、大丈夫かと心配しながら付けていると女性が向かっていたのは某高級マンションでした。
(やっぱり高嶺の花は違うなぁ~~)
改めて自分が関わることがない存在だと思った大樹はなんとなく帰ろうとしましたが、マンションの前で困惑している美女の姿が目に入ってきました。
(・・・?もしかして、鍵でも無くしたのか)
傍目から見ても大慌てしている美女を見て、大樹は見て見ぬふりはできないと助けることにしました。
「こっちに転がってきましたよ」
「あ、どうもすみません――って、さっきの!?」
「ええ、さっき振りですね」
一緒に探して無事鍵(カードキー)が見つかり、今度こそ帰ろうと思った時・・・
大樹は眩暈で前が見えなくなってしまいました。大樹のフラフラしている姿を見た美女は心配で声をかけます。
「? 大丈夫……ですか?」
「え、ええ、大丈夫――で、す……」
足取りを重くしながらもなんとか立ち上がって動こうとした瞬間、、、
大樹は倒れてしまいます。
「ちょ、ちょっと――!? は!? きゅ、救急車――! ああ、もう電池切れ……そうだ!! ちょっと待ってて!?」
慌てている美女を見て大樹は
(……走ってる後ろ姿まで美人かよ……)
と意識が失う時まで美女に見惚れていました。
「…………? ここは……?」
意識が戻った大樹の目に移ったのは広々とした部屋でした。ベッドの横にはペットボトルが置かれており、明らかにあの美女の家ということが分かります。
「っ!?……あ、起きた? おはよう」
「お、おはようございます……」
「うん、熱は無いみたいね……昨日のことは覚えてる?」
「そ、それです。あの、とりあえず世話になったようなのはわかるんですが、一体……?」
「うん、そうね……ひとまず、あなたも――ええと」
ここで2人はお互いの名前を知らないということに気づいたのでとりあえず名乗ることにしました。
お互い自己紹介を済ませた後、大樹はお風呂を借りて汗を流すことにしました。お風呂から上がった大樹は如月が入れてくれたコーヒーを飲みます。
「……美味い……」
「本当? よかった、コーヒー”は”自信あるんだよね」
「・・・?本当に美味いですよ」
意味深な言い方を言ってきた如月に疑問を抱いた大樹ですが、別に勘ぐることでもないと思いスルーします。

ここから美女こと如月のポンコツっぷりが発揮されます。
「・・・お腹空いてきたわね」
「そうですね。俺は昨日の晩も食べ損ねましたし」
「あ、そうだったわね。じゃあ、お昼にしましょうか」
(うお~~~美女の手料理だ~~!!)
ウキウキの顔で待つ大樹でしたが、、、
「――どれにする? 食べたいのある? このカップ麺美味しいわよ。あ、でも、さっき起きたとこだし、重たいかな? うーん、お米炊いてから、カレーがいいかな」
如月の近くにあったのはカップ麺、レトルトカレー、春雨スープ、カップスープの素、おかゆのレトルトといった正に料理できない人の鉄板的な例がそこには広がっていました。
(マジすか……)
そこから如月の行動から料理ができないことを察した大樹はこう言います。


書籍化は?
現時点(2019/8/30)で書籍化されていません。
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